【三重】戦友一押しの鳥料理屋「リュウのヒゲ」で生肉を食らう件

リュウのヒゲ うまいもの巡り

熊野地鶏を堪能できる三重(桑名)の鳥料理屋「リュウのヒゲ」に突撃

リュウのヒゲ

今回紹介するのは、三重県桑名市にある熊野地鶏を食べられる店、「リュウのヒゲ」です。
自称グルメのさい乙(さいとうよしかず)は、地元以外でも美味しいと言われる店があると行きたくなるのがパターン。
この「リュウのヒゲ」もそのひとつで、「TVチャンピオン レゴブロック王」で何度か共演した「田中としや」さんが、ことあるごとに食事画像をSNSに投稿してて、いつか行きたいと思っていた三重県のお店なんです。
そんななか、「四日市で初めての工場夜景撮影にチャレンジした件」で書いたように三重県へ車で行くことになり、「桑名も近いのでは?」と連絡してみると「30分くらい」との返事が!
これは、このチャンスをものにしないといけませんよね!
そんなわけで、戦友ともいえる田中としやさんプロデュースのコースを事前注文いただき、いざ出陣したのです。

お通しの「ポテトサラダ」

リュウのヒゲ

まずは、お通しとして「ポテトサラダ」が登場。
お通しといっても、一品料理で出てもおかしくないくらい、丁寧に作ってあるイメージ。
都内の居酒屋で、業務用1Kg500円くらいの、出来合いポテトサラダをお通しにする店は見習ってほしいです!
悲しいのは、車で行ったためにアルコールなしだったこと。
これをつまみに吞んだら美味しそうだなぁ。

このために俺はここに来た!「熊野地鶏刺身」

リュウのヒゲ

この「熊野地鶏刺」身が、SNSで「いつかは行ってやる!」と思い続けるきっかけになったメニューです。
久しぶりに食べる新鮮なレバーの刺身は、なんともいえない口福……もとい幸福感をもたらしてくれました。
驚きの品が「ハツ」。
たぶん、ですが鳥の心臓を刺身で食べるのは初めてかも。
ぷりっとした歯ごたえが、鮮度の高さがうかがえます。
そのほか、砂肝やささみ(たしか)の昆布締めなどすべてが大満足の刺身盛りです。
正直なところ、「一人で全部食いたかった!」……いやむしろ、「お代わりしたかった!」。

焼けた鶏皮の匂いが食欲を刺激「バラ焼きミックス」

リュウのヒゲ

鳥料理で欠かせないのが「焼き鳥」。
でも、串に刺さず、ぶつ切りにした鶏肉を鉄製のかご網に入れ、直火であぶるタイプも好きです。
この「バラ焼きミックス」は後者のタイプで、鳥の皮から出た脂を炙った匂いが、食欲を刺激します。
写真にはないですが、付け合わせにゆず胡椒などもありました。

揚げものはタルタルソースたっぷりの「チキン南蛮」で!

リュウのヒゲ

鶏の唐揚げが大好きなさい乙ですが、実はチキン南蛮も大好きです!
何が好きかって、一番の目玉はタルタルソースで、エビフライが好きなのもタルタルのためかもしれないくらい。
でも、お店によっては既製品のタルタルを使っている店もあるので、注文する時に怖いメニューでもあります。
しかし、この「リュウのヒゲ」は、もちろんお店オリジナル。
ゆで玉をかなり細かく砕いているので、なんともクリーミーなタルタルでした。
フライも、唐揚げではなく串にささったチキンカツなので、食べやすさもGOODでした。

〆は裏メニューの「ホルモン鍋」

リュウのヒゲ

〆は常連だけが食べられる裏メニュー「ホルモン鍋」をいただきました。
なんで裏メニューかというと、そもそもこの鍋を作るために必要な鳥ホルモンが1羽からあまり採れないらしいのです。
そのため、常連でも食べられるチャンスが少ない模様。
今回は、超特別にご用意いただいた次第で、ありがたくいただきました。

残ったスープは雑炊に

リュウのヒゲ

スープが残ったので、ご飯頼んで雑炊にするかと思っていたら、マスターが作ってくれました。
鳥ホルモンの出汁が、玉子と混ざり合い、新種の親子丼のような味わいでした。

〆といったな……あれは嘘だ「お月見つくね」

リュウのヒゲ

もしかしたら、二度とこれない……そんな想いがあるせいか、〆を食べたあとに追加注文。
焼き鳥はバラ焼きとかぶるので、せっかくなら「つくね」を選びます。
いやー、新鮮な鶏肉を使ったつくねなので、鳥本来の味が主張してきますねー。
焼き加減も、焼きすぎず、生すぎず、いい感じです。
まあ、レアっぽいのも、もしかしたらうまいかもですが(笑)

「リュウのヒゲ」総評

そんなわけで、三重まで遠征して価値が十分にあったお店でした。
名古屋から、電車で40分くらいらしいので、名古屋旅行のついでに夕飯食べに寄るのもアリな位置です。
ぜひ、近くに行ったらお試しください。
ただ、遅い時間になると電車の数が減るらしいので、要注意ですよ!

リュウのヒゲ:データ

所在地:三重県桑名市参宮通9
電話: 0594-23-7778
定休日:閉店してしまいました