宇都宮市の木造旅館「藤江」に泊まった件

旅館藤江 アーカイブ

宇都宮市の旅館「藤江」の思い出

さい乙には、色々なセンサーが内蔵されているらしく、街を歩いていると面白いものに出くわすことが多い。
宇都宮市にあった旅館「藤江」もそのひとつで、夕飯を食べたあとに「レモン(栃木で有名な飲料)」でも買おうかと、コンビニを探しながら散歩した時に見つけた。
その日は、駅前のシティホテルに泊まっていたのだけど、そのボロい(超失礼)外観から発するオーラは、まるで昭和初期にタイムスリップさせられた気分にさせ、次に宇都宮に来たときは絶対に泊まろうと誓った旅館でした。

宿泊したのは、2014年のことなのですが、最近どうしているのかな?と検索したら「廃業」されたとのことで、その思い出がてらアーカイブに残そうと思います。

予約からチェックインまで

予約は電話で行いました。
電話口では、なぜか「ホントに泊まるんですか?」的な感触がビンビン伝わり、泊まっていいのかすら怪しみました。
「食事付き」かどうかを聞かれましたが、せっかく泊まるのに「駅前で餃子」はさみしいです。
「日曜は、朝食はつきませんが」とも言われましたが、そんな些末なことにはこだわらず、自分のしたいことを頼むのがさい乙・STYLEです。

旅館藤江

予約当日、旅館に向かい、「お世話になります」と和風な挨拶をしつつ宿に入ります。
すると、目の前には年期の入った階段ダンスが!
床も「フローリング」ではなく、「THE板張り」って感じです。
部屋まで歩いて行く途中には厨房があり、味噌汁の匂いが鼻をくすぐりました。

旅館藤江

館内は意外と複雑な造りになっていて、「ここでサバゲーとかしたら楽しそう」などと、普通とは違う妄想に駆られます。

部屋は「こまどり」に宿泊

旅館藤江

泊まる部屋は、「こまどり」です。
外国人が泊まることが増えたのか、欧文表記もありました。
しかし、表札はかなりボロボロで悲しくなります。

旅館藤江

室内は、まさに昭和の旅館!……って感じのノスタルジックな雰囲気に浸れます。
まあ、創業は明治らしいので明治の旅館!なのかもしれませんが……。
ですが、狭いながらも落ち着ける感じで、来たかいがあります。
正直に言って、テレビを置くのはやめて欲しいですね!
まだ、ブラウン管なら許せるけど、地デジ対応のために液晶テレビだし。

旅館藤江

旅館なので、もちろん勝手に入れろと言わんばかりに、ポットと急須があります。
むしろ、ヤカンで湯を持ってくるくらいされると、嬉しいかも。

旅館藤江

鏡台も昭和臭がしますが、大量生産品っぽいのが残念ポイントです。

散策してみたり、食事をとったり

部屋で落ち着いたら、館内を少し散策することに。
トイレもお風呂も部屋の外なので、場所を確認する目的もある。

旅館藤江
すると、めっさ怪しい地下への入り口を発見!
先に進もうとする冒険者を拒否するような鎖が、さらに妄想をかき立てますね(笑)

旅館藤江

部屋に戻ると、食事が運ばれてきました。
夕食は食べたい時間を指定しておけば、その時間に持ってきてくれるみたい。
でも、旅館で出される時間が、食べるべき時間だとさい乙は思うので、おまかせしてたのです。

夕食の内容は、ぶりの刺身に、ぶりの照り焼き、トンテキ、卵豆腐、漬物に、ごはんと味噌汁の豪華版。
ごはんは、お櫃できたので、食べたい放題です。
若干「餃子付かないんだ」という、宇都宮らしさのない食事ですが、これだけのボリュームの食事がついて5000円の宿泊費は、マジで安いですね。

食事後は、お風呂に入って、そうそうに寝てしまいました。
さい乙は、雀荘でも椅子二つを並べてれば、丸まって寝られるワイルドな男なので、寝やすい環境だったかどうかはなんともいえません。
ですが、人一倍神経質なので、翌朝身体がかゆいような気が、ちょっとしましたね。

ということで、宇都宮の旅館「藤江」宿泊の思い出を書いてみました。
世の中には、ボロ旅館紀行をしている人もいるようなのですが、なんとなく気持ちはわかりましたね。