那須PSガレージでインターセプターを見てきた件

インターセプター ぶらり一人旅

那須PSガレージにはマニア垂涎の架空モービルがある

今回のさい乙・STYLE「オタ活」では、「那須PSガレージ」に行ってきたハナシをご紹介します。
この施設では、「ムービーカー」と題して、映画「MADMAX」のインターセプターをはじめ、マニアが泣いて喜びそうな車がたくさん展示しています。
また、「ミリタリーカー」や「スーパーカー」コーナーもありモービル全般が好きな人なら、絶対に行くべき施設なんです。
ただし、展示される車が入れ替えられるのでため、ここで紹介した車がいつでも見られるわけではありません。
私が訪れたのは、2010年6月のことで、今から8年くらい前になりますので、その時の記録をごらんください。

映画「MADMAX」インターセプター

インターセプター

当時中学生だった(と思う)自分に衝撃を与えた映画のひとつが、ジョージ・ミラー監督、メル・ギブソン主演の映画「MADMAX」です。
残念ながら映画館に見に行けずに、水曜ロードショー(たぶん)で吹き替え版を見た気がします。
そのため、「MADMAX」といえば「俺はナイトライダー~ひゃーっはっはっは」みたいな吹き替え版がファーストビューです。
しかし、とにかく全編カツケーって子供心に思い、いつか主人公の乗るインターセプターを手に入れたいと考えていました。
その考えが具現化されたみたいで、インターセプターの前に立つと、なんとも感慨深いものでした。

スーパーチャージャー

インターセプター

一番好きなのが、このスーパーチャージャーです。
「最後のV8だぜ」というクダリが大好きで、まさにインターセプターの顔ともいうべきユニットでしょう。
自分の愛車は現在軽ですが、ハッタリでもいいからこんなのつけてみたいです!

運転席

インターセプター

一応MFP(マッドファイテングポリス)の車なので、運転席にはパトライトがあります。
スーパーチャージャーをオンにするスイッチも!
手前は、銃身を切り詰めたショットガンを差すホルスターですかね。

運転席「MADMAX2」仕様

インターセプター

実は、インターセプターはノーマルだけでなく、「MADMAX2」仕様のものも飾られています。
この「2」も、またいいんですよねー。
最近のリメイク版は、この「2」の世界観でつくられてます。
もちろん、「サンダードーム」は、さい乙のなかでなかったこととして処理されてます。
「2」仕様は全体的に「汚し」をしてあり、運転席にはナイフなどもあります。
確認してませんが、きっとシャーシの裏には、自爆スイッチがあるに違いありません。
そして、ペット(?)ともいうべき、ドッグの姿が!
そういえば、あのドッグフード美味しそうだったなぁ。
昔読んだインタビューによると、まずいらしいけど(笑)

燃料タンク

インターセプター

ガソリンが貴重な世界なので、「2」仕様はトランクにデカイ燃料タンクがついています。
劇中では、いっぱいになった途端破壊されるかわいそうなやつですね。

MFPのバイク

マッドマックスのバイク

インターセプターだけでなく、MFPのバイクも飾られていました。
ホント、手が込んでますね!

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」デロリアン

デロリアン

実在の車を改造した架空モービルとしてに有名な車に映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」デロリアンがあります。
このコードむき出しの、試作機らしさがなんとも燃えます。
オリジナルですら、クラッシックカーのようなフロントに対して、近未来的なドアの開き方がなんともいえません。
これがカスタムされるんだからもう、機械好きにとってご馳走としか(笑)

デロリアンの後部

デロリアン

デロリアンで一番カスタマイズされているのが、後部です
燃料入れるあの場所もきつちり再現されてます。

ラジコン

デロリアン

なんと、デロリアンを動かすラジコンまで作られていました。
こういう細かい芸当が「PSガレージ」なんですよね。

TV「ナイトライダー」ナイト2000

ナイト2000

思わず「おーい、キット~」と話しかけたら「わかりましたマイケル」と答えてくれそうな、ナイト2000も展示されていました。
一番印象的なフロントの「フォン・フォン」と左右に動く赤いランプは動いていませんでしたが、いまにも動きそうな存在感でした。
この左右に光りが動くランプは人気らしく、自分の車に取り付けられるようなキットも売っているようです。

ナイト2000の運転席

ナイト2000

当然ジャンプしちゃうボタンとか、いろいろ劇中で使われた仕組みを再現してそうですが、内部にそれほど思い入れがないのでわかりませんでした。
でも、絶対にK.I.T.T.(Knight Industries Two Thousand)が積まれているに違いありません!

おまけ:「ランボルギーニ」カウンタック

カウンタック

スーパーカーコーナーには、「ランボルギーニ」カウンタックがありました。
そこで、ボディをよく見てみると……。

カウンタック

池沢さとし先生(現:池沢早人師」のサインが!
これって、「サーキットの狼」仕様のカウンタックなんだろうか。
でも、主人公が乗っていた記憶ないなぁ。
それとも、続編の「モデナの剣」版なのですかね。
いずれにせよ、サイン見られただけで満足です!

総評

いかがでしたでしょうか?現在は、インターセプターもデロリアンも展示されていませんが、その代わり映画「バットマン・ビギンズ」のタンブラーが飾ってあるらしく、ぜひもう一度行きたい施設のひとつです。
なお、那須には「那須クラシックカー博物館」もありますので、ホントに車好きなら絶対楽しめるエリアですよ!